エンジニアがデザインシンキングを学んでみる
週末の時間を使って、デザインシンキングのワークショップに参加してみました。
UIやUXに関しては興味はあったものの、全くの無知だったため、
初心者も歓迎という言葉につられて、参加。
結果としては、非常に参加しがいのある、有意義なワークショップでした!!
今日学んだことをサクッと振り返りたいと思います。
そもそもデザインとは何をさすのか?
日頃バックエンド中心で開発をしているプログラマとしては、「デザイン」といえば、
- ユーザーに使いやすいフロントを考える
- 美しいフロントを構築する
- 必要な機能をどのページに配置するかを考える
などなどが思い浮かぶのですが、
今回のワークショップにおいて、「webデザイン」とは
ユーザーの課題を発見、解決するためのプロセスを作成する
と捉えていました。
デザイナーといえば、フロントの画面を作成することを専門としているのかと勘違いしがちなのですが、あくまでもデザインとは、ユーザの課題を解決するプロセスを構築することらしいです!
「むむ、そうなるとちょっとプログラマとデザイナーの境界線はどこなんだろう、、、」
と混乱しましたが、
ここで大事なことはデザインとは画面に絞ったことではないということで、
ユーザーが抱える問題の発見から、その問題を解決する手段を解決する方法を明確化する
ということにあって、非常に広い範囲を網羅しているんですね。
デザイナーの皆さん、大変失礼いたしました。。。
デザインとは足し算と引き算が重要!!
今日のワークショプとは5時間超となかなかコンテンツも豊富で、基本的なデザインのプロセスなど多くのことを学ぶことが出来ました。(会社の同僚や友人のプログラマも参加したのですが、非常に満足どは高いようでした!!)
その中でも、今日一番刺さったことは
「デザインではTrade-offを大事にしています。」
trade-off?? 交換?なんの話?
と最初は思いましたが、説明を聞くとなるほど、
- 機能を盛り込みすぎることには気をつけろ
- 何かを足すメリットは同時に何かをなくすデメリットを孕んでいる
- これ以上引くことが出来ない状態がゴール(これはminimalというらしいです。)
という事を意味しているらしく、
よくありますよね。使わない機能が盛り込まれすぎたアプリケーション。
「これじゃかえって使いたい機能も使いにくいっつーの!!」
という悲劇が発生している状態。
プログラマ的にはその気持ちは痛いほどわかりますし、ついつい気づけばその方向性に行きがちなのですが、、、
デザインでは、こういったことも非常に意識して作成することが大事だということ。
確かに、そもそもデザインとはユーザーの課題を解決することが大事なのに、
いらないお節介で対して重要じゃない課題の様なものまで解決しようとして、結局本来の課題解決自体が薄くなったら意味ないですもんね。
これは、今後開発をしていく中でも意識していくとかなり自分にとってプラスだなと思いました。
と簡単でしたが、今日のワークショップの感想とまとめでした。
今後はデザイナーの視点や、考え方も尊重しながら開発を出来たらと思います!!
ではでは!